学生時代、
スピードスケートの選手だった夫が、
前から息子をスケート場へ、
連れて行きたがっていたのだが、
今日やっと実現した。

最初は立つのさえままならなかったのが、
だんだんに支えられつつ歩けるようになり、
そのうち一人で進めるようになった。

夫はもう二十年くらい滑っていないという話だったが、
一人で滑走しているのを見ると、
水を得たミズスマシのようである。
(あの元長野県知事は今何をしてるのだろう?)

「こんなとき、
何と言ったらよいのでしょ〜か?

『むかしとった、きねづか』」

とリンクサイドで指しぐさつきで息子に仕込んだ。
(掛け軸は作んなかったけどね)

氷上にはかつてのフィギュア青年もいた。
頭は薄くなっていたが、
羽根のように優雅な身のこなしが、
まさしくフィギュアそのものだった。

私は娘もいたし、
いや、ホントいうとものすごく運痴なので、
付き添いパスを貰ってリンクサイドで過ごした。

リンクサイドはしんしんと冷えた。
ポットに熱湯と、
ココアやら紅茶やらの飲み物の素を持って行けばよかった。
もっと厚着をしていくべきであった。
今になって咽喉が痛い。

息子は面白かったと言うし、
夫も嬉しそうだったので、
またこういう機会があるに違いない。

たこ焼きを買って車の中で食べ、
息子のリクエストのハンバーグの材料を買って、
100円ショップであれこれ見て、
みんなでうちへ帰った。

午前中は図書館&昼はイタ飯だったし、
充実した休日だった。

連休ってあっという間に過ぎるのね…。

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