母のケータイ

2002年10月17日
私の実母がケータイを買ったそうだ。

母は自営業をしていて毎日忙しく飛び回っている。
確かにケータイがあれば、便利だろう。

しかし彼女は機械オンチである。
ビデオの録画もようせんのだ。出来るのは再生のみ。
FAXは出来る。
でも設定は全部私が実家に帰った時にさせられた。


ケータイ番号を聞いたものの、
私は怖くて電話できなかった。

だって、運転中だったらどうしよう。
あわてて出て、事故なんか起こしたりしたら!
(母は前科者、いや犯罪ではないけどね)

メールの番号も聞いた。
こっちは大丈夫だろうからとメールを送った。
きっと返信なんて出来ないだろうな。
返信ボタンは押せても、メールを打つなんて、
まだ思いもよるまい。


夜、電話を入れてみた。

私:「メール届いた?」
母:「うん、来てたよ。
 ”届くかな”ってそれだけしかくれないのね」(不満そう)
私:「違う違う、それはタイトル、題名だよ。
 まだ続きがあるの。開いたら読めるよ」

母:「なんか英語で書いてあって・・・」
私:「それはメールアドレスだよ、
 ほら、お母さんが今朝教えてくれたのと同じ、
 私の電話番号みたいなもんだよ」
母:「ふうん、そうなの」
私:「説明書読んでね。返事の仕方もわかるから」
母:「うん、分かった」

私:「運転中だったらと思うと怖くてかけられなかったのよ。
 絶対に運転中は電源切っといてね!」

母:「うん、大丈夫。まだ外に持って行ってないから」

・・・って?
一体何のためのケータイなんだっ!?


《ほんでー》

あかねは最近絵本を持って来ては、
「ほんでー」と言う。
きっと「ほん、よんでー」の短縮形なのね。

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