朝、後15分ほどで園バスがくるというその時、
はるたが、開いていたたんすの引き出しのカドに、
勢いよく頭をぶつけて、流血の惨事。

わあっと泣き出すはるたの頭部を見ると、
生え際から頭頂部に向けて4cmほどの傷。
血が沸きあがって来たのを、
ティッシュで押さえていたら、まもなく血は止まった。

ざっくりと、いや、それほど深くはないが、
傷自体の幅も1mm近くあり、生々しい傷である。
はるたは、「痛い、痛い」と泣きじゃくっている。

しまったなぁ。
あかねの着替えをさせるところで、
何を着せるか開けたまま迷っていたのだった。
一瞬前に戻れたら、と切実に思ったが、
起こってしまった事故は、もう何事もない時には戻れない。

閉めずにその場を離れたのは私の怠慢だ。
夏物が一杯に入っている上に、長袖も参入している今の時期、
引き出しはスムーズには閉まってくれない。
もう夏物はあまり着ないのだから、早く仕舞えば良かった。

そんなことで、子供に痛い思いをさせてしまった。
きっと、傷が残ってしまうだろうな。
自責の念に駆られながら、近くの外科に連れて行く。

医者は外傷よりも、脳内のことを気にしていた。
コンクリートに落ちたとかではなく、木で出来てるもので、
衝撃もそれほどではないのでは?と思ったが、
子供の頭は柔らかいので、要注意だそうだ。
たしかに直角のカドは鋭いかも。
「目の焦点が合わなかったり、吐いたりしたら、
脳が腫れてきてる証拠」だという。
12時間は用心していて、
と言われたので、幼稚園も欠席。

おとなしくレンタルビデオなどを見て過ごす。
...もうすぐ8時間たつが、今のところ異状はなさそう。

それにしても私が悪い。
ホントにホントに気をつけなければ、
と、反省。

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