カオス娘と着るものにうるさい息子とADHD？な私

タイトルがすべてを物語っているので...以上。

いや、
それでも書こう。
娘にはカオスヘッダーがついている。
この宇宙生命体がつくと、パワーアップ＆凶悪化する。
（コスモス見てる人がリンクにはいなさそうなので、ちと寂しい）
特に食卓での横暴ぶりは眼を覆うばかりだ。

出かけた先で、ビュッフェ風というか、バイキング形式の食事があった。
私は幾つかの食べものを彩りよく並べ、
娘と分けっこしようと思っていた。
好きそうなおかずを、どうぞ、と食べるよう促すと、
彼女はとても不満らしく、怒り出した。

どうやら、その一つ、じゃなくて、皿ごとよこせ、といっているのだ。
食べきれるわけないじゃない、と思うのは、オトナの考えで、
彼女はとにかく、"自分で"所有したいらしい。
キーキーうるさいので、皿ごと譲って、また新しい皿に、
私の食べる分をよそいに行く。

彼女は満足そうに食べている。
納得できるまで、よそ見もせずに熱心に食べる。
自分で勝手に終了、と思うと「さま！」（訳・ごちそうさま！）
と言って席を立ち、もう、残り物には見向きもしない。

残飯処理は私の役目。
食べものを粗末にしてはいけないと、義務感で片付ける。
おかげで最近サイズアップする傾向に...、こ、困る！

お菓子や果物などだと、
一個を食べやすく分けてあげると怒る。
丸ごとよこせ！ってことなのだ。
3口ばかりかじってるころ、私が新しいのを口にしようとすると、
そっちをよこせ！と取り替えられてしまう。
なんてヤツなんだ、一体！

最近、突如として、
「♪しゃかな、しゃかな、しゃかなぁ〜！(訳・魚、魚、魚）」
などと、頭を振りつつ大声で歌いだしたりする...。うおぉ。
（バリエーション、犬のおまわりさん）


息子は着るものにうるさい。

オキニができるとそればかり着たがる。
どれがいいの、と訊くと、
「英語の書いてある、ぼくのかっこいい、かっこいいTシャツ」
「ユニクロで買った、サッカー選手みたいに数字のついてるシャツ」
などと言う。
独自の価値判断があるらしい。

色、形、柄など、
イヤと言ったら絶対に嫌なのだ。泣いてまで嫌がる。
いつ頃からだろうか？
これは実に面倒なものだ。幼稚園児は汚すので数が必要。
買ったものすべて稼動してくれないと困る。

絶対に着ない！と言い張られて、返品しに行ったこともある。
オキニが乾いていないと、泣かれることもある。
彼の好みがわかると、似たようなものを買い揃える。

これってずっと続くのだろうか？面倒だぁぁ〜。



夕べADHDのドキュメントをやっていた。
けっこう症状（？）のひどい人だった。
片付けられない、期限や時間を守れない、忘れ物が多い...など。
前頭葉が少し小さく、血行が悪いために、
そういうことになるのだそうだ。

彼女は、そんな自分をだらしない、恥ずかしいと責めて来た。
器質的な障害だと知って、却ってほっとしたみたいだった。
彼女は、懸命にその障害と闘い、4人の子供を育てていた。
子供たちはそんな母を理解し、応援していた。

私はそれほどではないが気を抜くと、ADHDちっくになる。
片付けられなくなるし、忘れ物も増える。
大事なものの行方が肝心な時にわからなくなったりする。

でも、彼女が頑張っているのを見て、「私も頑張ろう！」
...と、思った。
（なんだか小学生の読書感想文のようだ）