台風7号が来るというので、はるたの幼稚園は今日はお休み。
蒸し暑い家に、力をもてあましたはるたと、あかねとともに、
こもるのかと思うと、夕べからちょっとユウウツだった。

ものぐさな私はつい、いつも、
子供たちにビデオやTVを見せて、時間をやり過ごしてしまう。
でも、無表情にTVを見つめていたり、
だんだん、横になってゴロゴロし出したりするので、
いけないなぁと思っていた。

今日はパソコンに向かうより、子供たちと遊ぶぞと決める。

午前中、折り紙を折ったり、クワガタやカブトムシの絵を描いたりして遊ぶ。

私と夫は絵が好きだ。はるたが小さい頃、色々絵を描いてやった。
はるたも喜んで、色んな絵を、描いて!と要求した。
彼が好きだった、タマゴ、時計、だんご三兄弟、ふくろう、
パンダ、そしてきかんしゃトーマス...。

しばらくして、私たちは、
はるたが自分では絵を書こうとしないことに気付いた。
彼は絵というのは描いて貰うものだと思ってしまったようなのである。
しまったぁ...。
そのあと私たちはあまり絵を描かなくなってしまった。

友人が、お子さんの絵を指導しているのを見たことがある。
彼女は「ここに目があるなんて変でしょ。口はもっとこうでしょ...」
などと、オトナの目から見てちゃんとした絵を描かせようとしていた。

でも、私はそういうのが勿体ない気がした。
子供しか描けない絵がある。
それは、オトナには到底描けない絵だ。
ピカソは晩年になって
「やっと子供が描くように描くことが出来た!」と言ったそうである。

私たち夫婦は、はるたの描くものを何でも、
「おお、ミロのような力強い線!」とか、
「まあぁ、まるで、クレーの描く絵のようだわ!」とか、
何でも上手上手って感じでほめてたので、
はるたは絵なんかちょろいもんだと思ったかもしれない。

絵を描くより、ブロックを組み合わせて、未来の乗り物や、
想像上の武器なんかを作ることに熱中することが多い。

最近になって、絵を描く楽しみを覚えてくれたらなあ、
と思うようになってきた。
私は指導は出来ない、並んで描けばいいかな?
そう思って、図鑑を出してきて、クワガタの絵を描き始めた。
はるたは思ったとおり、一緒に描き出した。
観察して描くということを少しは覚えたと思う。

あかねの邪魔はあったが、
充実したひと時だった。
いつも、絵本を読んでやるくらいで、
いかに、手をかけてやっていなかったかを、反省した。

昼ご飯はお好み焼き。
食べ終わると二人同時に眠ってしまった。
日記天国...。ひと時PC三昧。

あっ、忘れてた!晴れたので、洗濯物を干さなくては!

...というわけで、またね。

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