スイッチ・オン!
2002年5月24日オンナは、お腹に子供ができた、という時から、心も一緒にお母さんになる。
でも、オトコはそうじゃないみたい。
「自分がお父さんなんだ」ってはっきり自覚する瞬間が、あるらしい。
それがいつかは、人によって違う。
そのときの気持ちを、
「カチッ、とスイッチが入った」と表現したのは、友人のMちゃんだ。
彼は、分娩室から出てきた生まれたての娘を見て、
その瞬間にスイッチが入っちゃったんだそうだ。
そして彼は娘にメロメロになってしまった。
それが、あんまりわかりやすい表現だったので、
友人達の間で、一時話題になった。
例えばNちゃんの旦那さまの場合。
長女ちゃんの時は、なかなかスイッチが入らなかった。
結構時間がたっても、
「ああ、ずうっといるんだなぁ」と、どこか他人事だったんだそうな。
それが、次女ちゃんの時は、
「すぐスイッチ入ったみたいよ。だっていつも彼が嬉しそうに抱っこしてるもん」
と彼らによく会う母が教えてくれた。
ウチはどうかというと
これも母の証言なのだが、はるたの場合、
手術室(分娩室じゃないところが悲しい)から出てきて、
はじめて見せられた時、夫の表情は、
わっ、ナンダコレって感じに見えたんだそうだ。(血もついてたし)
スイッチが入ったのは、保育器の中でバタバタあばれるはるたを見た時らしい。
(3354gあったので、別に、大きさが問題だった訳ではなく、
帝王切開だったので、念のため最初だけ入れられていたようだ。)
今でも彼は嬉しそうに話す。
「周りの保育器は、ちっちゃい赤ちゃんが入っているのに、
はるただけはみ出しそうなんだ。元気いっぱい手足をバタバタさせて、
はるたがでっかい声で泣き出すと、他の赤ちゃんも泣き出すんだよ。
他の家族の人たちも、何であんなに大きいのに保育器に入ってるの?
って感じだったよ」
そして、彼は子煩悩な父親になった。
でも、3年半後に生まれたあかねの時は、初めのうち、いたってクールで、
ひたすら、はるただけ、かわいいみたいで、私はずいぶん心配したものだ。
泣いて抗議をしたこともある。
でも、スイッチが入るには、妻の抗議がきっかけにはならないみたい。
あかねがとっても愛想がよくて、成長するにつれ、お父さんになついてきて、
最近、パパとかおとーたんとか呼びかけて顔を覗きこんだり、
パパの帰宅を、大喜びで出迎えたりするのが、かわいくてしょうがない様子。
私も「あかねちゃんは、パパが大好きなんだもんねー」とそれとなくだめ押し。
今ではすっかり、二人に対して子煩悩なパパである。
スイッチが入ったのは、いつだったのかな?
そういえば、ピタゴラスイッチというNHK教育の番組の中で、
「お父さんスイッチ」なるものが出てくる。
あれにどういう教育効果があるのか疑問だが、
お父さんスイッチをONにするのは、
子供の力であるということだけは、確かである...と思う。
でも、オトコはそうじゃないみたい。
「自分がお父さんなんだ」ってはっきり自覚する瞬間が、あるらしい。
それがいつかは、人によって違う。
そのときの気持ちを、
「カチッ、とスイッチが入った」と表現したのは、友人のMちゃんだ。
彼は、分娩室から出てきた生まれたての娘を見て、
その瞬間にスイッチが入っちゃったんだそうだ。
そして彼は娘にメロメロになってしまった。
それが、あんまりわかりやすい表現だったので、
友人達の間で、一時話題になった。
例えばNちゃんの旦那さまの場合。
長女ちゃんの時は、なかなかスイッチが入らなかった。
結構時間がたっても、
「ああ、ずうっといるんだなぁ」と、どこか他人事だったんだそうな。
それが、次女ちゃんの時は、
「すぐスイッチ入ったみたいよ。だっていつも彼が嬉しそうに抱っこしてるもん」
と彼らによく会う母が教えてくれた。
ウチはどうかというと
これも母の証言なのだが、はるたの場合、
手術室(分娩室じゃないところが悲しい)から出てきて、
はじめて見せられた時、夫の表情は、
わっ、ナンダコレって感じに見えたんだそうだ。(血もついてたし)
スイッチが入ったのは、保育器の中でバタバタあばれるはるたを見た時らしい。
(3354gあったので、別に、大きさが問題だった訳ではなく、
帝王切開だったので、念のため最初だけ入れられていたようだ。)
今でも彼は嬉しそうに話す。
「周りの保育器は、ちっちゃい赤ちゃんが入っているのに、
はるただけはみ出しそうなんだ。元気いっぱい手足をバタバタさせて、
はるたがでっかい声で泣き出すと、他の赤ちゃんも泣き出すんだよ。
他の家族の人たちも、何であんなに大きいのに保育器に入ってるの?
って感じだったよ」
そして、彼は子煩悩な父親になった。
でも、3年半後に生まれたあかねの時は、初めのうち、いたってクールで、
ひたすら、はるただけ、かわいいみたいで、私はずいぶん心配したものだ。
泣いて抗議をしたこともある。
でも、スイッチが入るには、妻の抗議がきっかけにはならないみたい。
あかねがとっても愛想がよくて、成長するにつれ、お父さんになついてきて、
最近、パパとかおとーたんとか呼びかけて顔を覗きこんだり、
パパの帰宅を、大喜びで出迎えたりするのが、かわいくてしょうがない様子。
私も「あかねちゃんは、パパが大好きなんだもんねー」とそれとなくだめ押し。
今ではすっかり、二人に対して子煩悩なパパである。
スイッチが入ったのは、いつだったのかな?
そういえば、ピタゴラスイッチというNHK教育の番組の中で、
「お父さんスイッチ」なるものが出てくる。
あれにどういう教育効果があるのか疑問だが、
お父さんスイッチをONにするのは、
子供の力であるということだけは、確かである...と思う。
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