スレ違い夫婦...

近頃すっかり夜更かしの味を覚えてしまった。
子供たちが寝静まってから、ボチボチ家事を片付け、
本を読んだり、パソコンをいじったり、
一人の時間を堪能してから、ゆっくりとお風呂であったまる。
床に就くのが、午前2、3時になることも珍しくない。

当然のことながら、これは、朝がツラい。
夫は6時50分に家を出るので、
やっとこさ、6時に起きて、朝食の支度と、
お弁当作りをする。
途中で子供が泣くと、
お弁当が間に合わないこともある。

夫はこのところ早寝、早起きである。
彼の仕事に下準備は欠かせないし、
持ち帰り仕事も多い。
英語の勉強とかもしている。（エラいなぁ）
で、4時ごろから起きて、それらをこなしている。

当然、夜の夫は眠い。
最近、子供を寝かしつける
9時ごろに一緒に寝てしまう。
「起こしてね」とは言われるけれど、
起こしても大体起きない。
私は眠ってしまうこともあるが、
たいていは根性(？)で起き上がる。

夕べもそんな夜だった。
1時を過ぎて、お風呂に入り、
さあ寝ようかなという午前2時ごろ。

「起きちゃった」と夫が現れる。
「ゴメン、うるさかった？」
「ん、いや、何か目が覚めちゃって...、
　このまま仕事するよ」
...2時だよぅ？
「9時からだから、5時間寝たし」
11時に寝て、4時に起きるのと一緒か。

そこではるたの泣き声、
「...おがあざーん...」と呼んでいる。
「じゃ、おやすみなさい」
「おやすみ」
　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・　　
朝起きると、洗濯物がたたんであって、
ワイシャツにもアイロンがかかってる。
えーっ、これってー、
だらけたぐーたら妻と、
真面目な勤勉夫の、
対比がすごーく際立っちゃうじゃなーい！

無言の圧力・・というのは深読み？

そこでまた、はるたの泣き声、
「おがあざーんん...来てぇ...」
横に行った私の首に、
寝ぼけたはるたのウデががっちり絡み、
弁当作りは、今日も阻止された。

「じゃあ、行ってくるね」
「行ってらっしゃーい...」
勤勉夫はさわやかに微笑み、
朝の街に消えて行った...。

これではいけなーいっ！と思いつつ、
子供が寝ると、
今日もむっくりと
布団から起き上がってしまう
私であった...。
（まだ11時前、今日は絶対、早く寝るぞぉ！）