ふと、思い出す。(いろいろ追加あり)
2002年5月15日以前買い物をしたことがあるせいか、『通販生活』が送られてきた。
「記憶スケッチ展覧会」というコーナーがあって、
お題に出た何かを、読者が記憶だけで描いて投稿するという企画なのだが、
これがもう、おかしくって...夜中に一人で笑い転げてしまった。
今回のお題は「サル」。
(説明するのが勿体ないので、是非、立ち読みしてみて下さい。)
『通販生活』って下手な雑誌より、ずーっと中身が濃くて面白いと思う。
「一語一絵」「カミさん川柳」「明るい内部告発」などの投稿企画が、
すごくイケテル。180円は安い!
(ただし、いろいろなものが欲しくなってしまい、かえって高くつく危険もアリ)
今日は、友人Kちゃんが、地元FM局でパーソナリティをする日。
私は、毎週欠かさずFAXを送り、彼女を応援している。
いつもFAXテーマに沿った文章を考えて送信するのだが、
今日はどうしても思いつかず、以前日記に書いたことを再録してしまった。
私もヤキが回ったか...。
《しろうとカウンセラー...》
はるたが生まれる前、私の友人が、うつ状態に陥り、
しばしば「死にたい」という電話をかけて来るようになった。
Bちゃんは一つ下の独身、東京でコンピュータ関係の派遣をしていた。
頭がよく、人付き合いも上手なのだが、
家庭の事情などもあり、のっぴきならない精神状態に追い込まれていた。
彼女は医者にかかり、カウンセリングにも通っていた。
でも、誰もいない夜などに、気持ちが辛くなり、
私に電話してくるのだ。
大切な友人に死なれては困るので、私はとにかく話しを聴いた。
どうしようと思う心を抑え、
彼女のつらい気持ちを吐き出させることに懸命になった。
聴いて、聴いて、
「とりあえず今日は死なない」という気持ちになったのを確認して、
真夜中に受話器を置く。
そんな生活が続いた。
次第に電話の間隔が長くなり、
彼女は回復していったが、
(今も定期的にカウンセリングに通っている)
いま、ふと、そのことを思い出すと、
助けられていたのは、
もしかして私の方だったかもしれない、
などと思うのだ。
当時、結婚して札幌に住んでいた私には、
近くに親しい友人がいなかった。
横浜近辺で主婦をしている友人達は、
長距離電話をしょっちゅうかけたりはできない。
私は仕事も見つからず、
筋腫の手術をしたばかりで、
雪深い長い長い冬に、気持ちが滅入っていた。
彼女が頼りにしてくれていたから、
私はあの冬を越せたのではないだろうか。
誰かの役に立っている。
そんな思いが、私を支えていたのではないだろうか。
私の背後にある手の暖かさを感じる。
「記憶スケッチ展覧会」というコーナーがあって、
お題に出た何かを、読者が記憶だけで描いて投稿するという企画なのだが、
これがもう、おかしくって...夜中に一人で笑い転げてしまった。
今回のお題は「サル」。
(説明するのが勿体ないので、是非、立ち読みしてみて下さい。)
『通販生活』って下手な雑誌より、ずーっと中身が濃くて面白いと思う。
「一語一絵」「カミさん川柳」「明るい内部告発」などの投稿企画が、
すごくイケテル。180円は安い!
(ただし、いろいろなものが欲しくなってしまい、かえって高くつく危険もアリ)
今日は、友人Kちゃんが、地元FM局でパーソナリティをする日。
私は、毎週欠かさずFAXを送り、彼女を応援している。
いつもFAXテーマに沿った文章を考えて送信するのだが、
今日はどうしても思いつかず、以前日記に書いたことを再録してしまった。
私もヤキが回ったか...。
《しろうとカウンセラー...》
はるたが生まれる前、私の友人が、うつ状態に陥り、
しばしば「死にたい」という電話をかけて来るようになった。
Bちゃんは一つ下の独身、東京でコンピュータ関係の派遣をしていた。
頭がよく、人付き合いも上手なのだが、
家庭の事情などもあり、のっぴきならない精神状態に追い込まれていた。
彼女は医者にかかり、カウンセリングにも通っていた。
でも、誰もいない夜などに、気持ちが辛くなり、
私に電話してくるのだ。
大切な友人に死なれては困るので、私はとにかく話しを聴いた。
どうしようと思う心を抑え、
彼女のつらい気持ちを吐き出させることに懸命になった。
聴いて、聴いて、
「とりあえず今日は死なない」という気持ちになったのを確認して、
真夜中に受話器を置く。
そんな生活が続いた。
次第に電話の間隔が長くなり、
彼女は回復していったが、
(今も定期的にカウンセリングに通っている)
いま、ふと、そのことを思い出すと、
助けられていたのは、
もしかして私の方だったかもしれない、
などと思うのだ。
当時、結婚して札幌に住んでいた私には、
近くに親しい友人がいなかった。
横浜近辺で主婦をしている友人達は、
長距離電話をしょっちゅうかけたりはできない。
私は仕事も見つからず、
筋腫の手術をしたばかりで、
雪深い長い長い冬に、気持ちが滅入っていた。
彼女が頼りにしてくれていたから、
私はあの冬を越せたのではないだろうか。
誰かの役に立っている。
そんな思いが、私を支えていたのではないだろうか。
私の背後にある手の暖かさを感じる。
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