とっても躁状態のあかねがようやっと寝た。
夫は風邪で、バテ気味なので、葛根湯をのんで寝た。
はるたは、夕食もろくろく食べず、8時前に風呂も入らず寝た。

10時近くなっても、あかねは絶好調である。
わけのわからない歌を歌い、踊りまくる。
布団に寝かせようとするとキーキー叫ぶ。

パゥワー全開...。

あまりうるさいので、夫が、
「Shall we ダンス?して来るよ...」
と起き出し、寝かしつけてくれた。
すまん、夫。

こんな娘だが、
生まれてきてくれて本当に良かったと、
思うことの一つに、耳かきの件がある。

私は耳かきが好きだ。
結婚したら、縁側で夫の耳かきをするのが夢だった。
「だって縁側ないじゃん」
そうじゃなくってー!!

夫は耳かいてもらうのが好きじゃないのだ。
痛いんだって。
こんなに優しくやってるのに?!

彼の耳はいわゆる湿った耳で、
(そんな耳があるなんて結婚して初めて知った)
綿棒を突っ込むと、黄色いネトッとしたのがつく。
無理にやると耳毛もついてくるし、すぐ出血する。

「いいよいいよ自分でやるから...。」
そういわれて、寂しく引き下がる。

そして、息子もその、湿った耳だったのだ。
「耳かきするよ」と言っただけで、
激しくかぶりを振り、泣き叫ぶ。
今では、耳かきは、言われたことを聞かなかった時の、
お仕置きの一つとなってしまった。

耳かきのウデには自信があったのに...。
寂しい気持ちでいたところに、
娘が生まれた。
彼女は耳かきが好きだ。私に似て、乾いた耳だ。
ひざに乗せて、耳かきをしてやると、
気持ち良さそうにじっとしている。
一度なんか、耳かきされながら眠ってしまったこともある。

私は、とても嬉しかった。
アリガトウ、娘!
お母さんの夢は、君のおかげで一つ叶いそうだよ。

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