卒乳
2002年3月30日 昨日の続き
車で、K母乳相談所へ。
「だめよお、自分で勝手に断乳やっちゃあ。たまたまウチが開いてたから良かったけど、何かあったらどうすんのよ」と言われてしまう。
何かって、乳腺炎のことかな?
「私が開くから、後は自分で搾ってね。大体2時間くらいかな。」とのことで、台所で使うプラスチックのボウルを渡され、ひたすら搾る。
いやあ、出る出る。
私は自分が本当に牛になった気がした。
シューッシューッといい音立てて、5,6本の細いすじがボウルの中に白く溜まっていく。
私が搾っている間。3人のお母さんたちが、お乳の手入れを受けていた。いずれも、赤ちゃんは生まれたばかり。ついこないだの事なんだけど、あかねが、これ位ちいちゃかった頃のことが、ずいぶん昔に思えた。
そのうちの一人がおっぱいを噛まれて、と言う話しをしていた「それは、おっぱいがまずいのよ」ニベもない答え...。そんな無造作に答えていいのかなあ。育児って、メンタルな部分にすごく左右される仕事だから、もっと何ていうか、前向きにというか、「こうするといいのよ」って風に肯定的に言った方がいいんじゃないだろうか?
若いお母さんに対して、保健婦さんとか、お医者さんとか、助産婦さんとか、そういう人たち、ただ、叱ればいいんだと勘違いしてる人って多いような気がする。
じゃあ、一体どうすればいいの、とか原因は何なのとか、いろいろ聞きたくても、その直後って、うまく聞けなかったりするし、大体時間がないことが多くて、ただ叱られただけに終わっちゃったりするんだよね。
1時間ほどで、大体300cc位だろうか?
だいぶ溜まったので、測ってみたい衝動を抑え、1回流しに捨てる。右のお乳に溜まっているかたまりが搾れないので、そう言うと「あちゃー、詰まってる」とのことで、つまりを治してくれる。
ああ良かった、プロにかかった甲斐があった。自分で搾ってるだけだったら、来なくてもよかったのに、とか思い始めちゃうとこだった。
そして、またひたすら搾る。
考えてみれば、あかねの吸引力はホントにすごい。10分かそこら吸えば、おっぱいカラッカラになったもん。
吸われるのって、快感だったなあ。私はすっきりさっぱりで、あかねはにこにこになったり、眠ってくれたりして...。一体この1年5ヵ月半で、何リットルのおっぱいが、私から、あかねの中に入っていったんだろう?
ホントに文字通り、私が育てているって思えて、おっぱいがあれば安心していられた。はるたなんてご飯をあまり食べなかったから、断乳するまでの2歳3ヶ月まで、私のおっぱいが主食だったもんなぁ。
でも、こういうことは、もう忘れるか、私の中にしまっておかなければ...。コドモが私のものって、思ったまま大きくなると自分にもコドモにも、良くないもんね。
搾っても、殆ど出なくなって、おしまいになったのは、門をくぐって2時間半後だった。おっぱいは痛みが消え、柔らかくなって、平和な感じが戻ってきた。
めまいがするくらい、めちゃくちゃおナカが空いて、預かってもらってる友人には申し訳ないが、ファミレスに飛び込んで、丼ものを食べてからお土産のお菓子を買って帰る。
子供たちはSさんのおうちで、楽しく過ごしていた。小学生のお兄ちゃんおねえちゃんが遊んでくれて満足って感じ。
夜、あかねがいつまでも寝なくて困った。もう、別におっぱいが恋しくて泣くってことはない。
泣きながら、私のTシャツをめくっていたのって、ホントに1日目だけだったなあ。
コドモってたくましいなあ。
車で、K母乳相談所へ。
「だめよお、自分で勝手に断乳やっちゃあ。たまたまウチが開いてたから良かったけど、何かあったらどうすんのよ」と言われてしまう。
何かって、乳腺炎のことかな?
「私が開くから、後は自分で搾ってね。大体2時間くらいかな。」とのことで、台所で使うプラスチックのボウルを渡され、ひたすら搾る。
いやあ、出る出る。
私は自分が本当に牛になった気がした。
シューッシューッといい音立てて、5,6本の細いすじがボウルの中に白く溜まっていく。
私が搾っている間。3人のお母さんたちが、お乳の手入れを受けていた。いずれも、赤ちゃんは生まれたばかり。ついこないだの事なんだけど、あかねが、これ位ちいちゃかった頃のことが、ずいぶん昔に思えた。
そのうちの一人がおっぱいを噛まれて、と言う話しをしていた「それは、おっぱいがまずいのよ」ニベもない答え...。そんな無造作に答えていいのかなあ。育児って、メンタルな部分にすごく左右される仕事だから、もっと何ていうか、前向きにというか、「こうするといいのよ」って風に肯定的に言った方がいいんじゃないだろうか?
若いお母さんに対して、保健婦さんとか、お医者さんとか、助産婦さんとか、そういう人たち、ただ、叱ればいいんだと勘違いしてる人って多いような気がする。
じゃあ、一体どうすればいいの、とか原因は何なのとか、いろいろ聞きたくても、その直後って、うまく聞けなかったりするし、大体時間がないことが多くて、ただ叱られただけに終わっちゃったりするんだよね。
1時間ほどで、大体300cc位だろうか?
だいぶ溜まったので、測ってみたい衝動を抑え、1回流しに捨てる。右のお乳に溜まっているかたまりが搾れないので、そう言うと「あちゃー、詰まってる」とのことで、つまりを治してくれる。
ああ良かった、プロにかかった甲斐があった。自分で搾ってるだけだったら、来なくてもよかったのに、とか思い始めちゃうとこだった。
そして、またひたすら搾る。
考えてみれば、あかねの吸引力はホントにすごい。10分かそこら吸えば、おっぱいカラッカラになったもん。
吸われるのって、快感だったなあ。私はすっきりさっぱりで、あかねはにこにこになったり、眠ってくれたりして...。一体この1年5ヵ月半で、何リットルのおっぱいが、私から、あかねの中に入っていったんだろう?
ホントに文字通り、私が育てているって思えて、おっぱいがあれば安心していられた。はるたなんてご飯をあまり食べなかったから、断乳するまでの2歳3ヶ月まで、私のおっぱいが主食だったもんなぁ。
でも、こういうことは、もう忘れるか、私の中にしまっておかなければ...。コドモが私のものって、思ったまま大きくなると自分にもコドモにも、良くないもんね。
搾っても、殆ど出なくなって、おしまいになったのは、門をくぐって2時間半後だった。おっぱいは痛みが消え、柔らかくなって、平和な感じが戻ってきた。
めまいがするくらい、めちゃくちゃおナカが空いて、預かってもらってる友人には申し訳ないが、ファミレスに飛び込んで、丼ものを食べてからお土産のお菓子を買って帰る。
子供たちはSさんのおうちで、楽しく過ごしていた。小学生のお兄ちゃんおねえちゃんが遊んでくれて満足って感じ。
夜、あかねがいつまでも寝なくて困った。もう、別におっぱいが恋しくて泣くってことはない。
泣きながら、私のTシャツをめくっていたのって、ホントに1日目だけだったなあ。
コドモってたくましいなあ。
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