...というプチ特集を、昨日の夕方のTVで見た。
家の中がごみだらけ。あるいは、足の踏み場もないほど物が散らかっている。とか言う人が増えているんだそうだ。
そのうちの一人の主婦の行動をカメラで撮って、検証していた。

一つの仕事を始めるんだけど、途中で他のものに目が行って、先のものをそこら辺において、次のことを始めてしまう。その繰り返しで、休みなく働いているのにどんどん散らかっていってしまうのだ。
そして、捨てるべきものを見分けて捨てることができず家中がもので溢れている。
「普通の人にできることが自分にできないのが情けない」と、その主婦は泣いていた。

もう一人の片付けられない女性を、CTで検査したところ、前頭葉が少し小さくて、ADHDという状態であることが、わかったんだそうである。
怠け者、とか片付け嫌いではなくて、器質的な障害であるらしい。
彼女は学生時代から忘れ物が多く、色んなことをきちんとできず、そのため自分に自信が持てなかったのだという。

「ねえ、私もしかして、これだったりしたらどうしよう。」と思わずおののいた。私も、ごみこそきちんと捨てるが、書類が捨てられない。レシートなんかも、とってあったりする。整理下手なので、必要な書類にかぎって見つからない。
動き回っても何にもはかどらず、疲れ切ってるのに部屋は汚いままだ。
そして、よく忘れ物をする。幼稚園に、たとえば工作に使う空き箱を持たせて下さい、とか言うのを後になってシマッタ!なんてことがよくある。

だんだん深刻になってきてしまった...。夫は、脳の一部にそういう障害があっても、脳のほかの部分が補う働きをすることがあるんだから大丈夫。天才といわれた人だって、脳の機能の2割も使っていないんだ、まだまだ脳には、未知のすばらしい働きがあるんだから...。と分かったような分からないような希望溢れる励ましをしてくれた。
夕べは自分が出来るかどうか心配になって、日記を書いたあと、家事の残りをずううっとやっていたら、朝方になってしまった。

そうか、私一人だったら出来るんだ。抱っこだのおっぱいだの、牛乳だの、工作だの、いろいろなことで中断されなければ、私にも出来るんだああ...!と気づいて、すっかりハイになって、空が白み始めるまで眠れませんでした。

そして、今日も疲れています。私って何とおばかなんでしょう。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索